お手元の火災保険の証書をご確認頂いて
補償内容に水災と書いてあるところに〇が付いておりますでしょうか?
保険会社によって表記の仕方の違いがありますが
水災補償担保特約みたいな文言で表記してあると思います
水災補償担保とは洪水等の水害で被害を受けた場合に保険金をお支払いする特約です。
特約保険料が結構高いので外される方もいらっしゃいます。
保険代理店でも他社と見積が競合した場合、その特約を外して保険料を安くするケースもあります。
うちは近くに河川が無いからと外される方もいますが、都市部や住宅地等では限られた土地を有効活用する為に
地下河川の暗渠(あんきょ)が存在します。
ニュース等でマンホールから水が噴き出している映像を見ることがありますが、あれは許容量を超えた暗渠の水があふれているのです。
官公庁等がWEB上で公開しているハザードマップを見て、川が無い場所でも浸水地域に指定されている場所が存在しているのは
そういったケースも考えられます
また、水災補償担保特約には地滑り等での補償も含まれています。
高台で洪水の心配が無いと思われても造成地等の場合、地滑り危険地域に指定されている場合があります
こちらも官公庁が公開しているハザードマップで確認することが出来ます。
火災は滅多に起こりませんが、風災や水災や地震はいつ起きても不思議ではありません。
非常持ち出し品の用意や、避難場所の確認とともに
お住まいの地域のハザードマップをご覧になり、ご加入の火災保険の内容もご確認されてみてはいかがでしょうか。