カーショップ、ガソリンスタンド等ではスタッドレスタイヤのキャンペーンが行われており
冬の到来を感じさせます。
冬場になると自動車のロードサービスの出動も増えてますが主な原因はスリップによる脱輪です。
夏タイヤだけでなくスタッドレスタイヤでのスリップ事故も少なくありません。
近年のスタッドレスタイヤは性能も良く、高速道路等でも夏タイヤと変わらない走行性能が体感出来ますが
数年経つとゴムが硬くなり本来の性能を発揮出来なくなります。
またスタッドレスタイヤは夏タイヤと比べて排水性が低く雨天時の走行には一層の注意が必要です。
ご自身でスタッドレスタイヤを交換される方もいらっしゃいますが
交換時には必ず空気圧と状態の確認をしてからボルトを適切なトルクで締める事を厳守して下さい。
ジャッキアップの際に絶対に車の下に潜らない事も厳守して下さい。
空気圧、交換手順等はタイヤメーカーのHP等を確認して下さい。
うっかりだろうがなんだろうが自己責任なので少しでも不安があれば多少お金を払ってでもプロに依頼する事をお勧めします。
スタッドレスタイヤは溝が残っていてもゴムが硬くなってしまうとタイヤとしては用をなさないものになってしまいます。
溝が残っていれば車検は通りますが、車検が通ったからといって安全のお墨付きを与えられて事にはなりません。
もうひとつ冬場のトラブルがバッテリー上がりです。
夏場のエアコンやアイドリング・ストップ等で思いのほかバッテリーは酷使されています。
出先の寒空でのバッテリー上がりは大変ですのでバッテリーの状態もチェックされる事をお勧めします。
ご自身もお車も充分に冬支度をして、安全な冬を迎えましょう。